FX外国為替の取引にも直物取引と先物取引がある

外国の通貨と自国の通貨を交換する場合のFX外国為替の取引には、直物取引と先物取引があります。

株式投資では先物という言葉は良く聞きますね。

FXも同じようにあるのですが、直物取引は取引契約成立時点での為替レートを使って、その時点ですぐに現金決済を行います。これに対して、先物取引の場合は、商品が実際に受け渡しされる将来の一時点などを定めて、あらかじめ確定した為替レートで取引を行うものです。

実際のビジネスでは、取引契約と現金の決済が行われるのに何カ月もかかり、両者の間に大幅な時間のズレがあります。その間に為替レートが大きく変動すれば支払い、受け取りの金額が変わってしまいます。

そうしたリスクを嫌って、あらかじめ確定したレートの先物取引が利用されているのです。これをリスクヘッジと呼んでいます。

◇代金の支払いが行われるのかどうかの心配を保証

インターネットも電話もない時代、遠い外国の知らない人に品物を輸出することを想像してみてください。はたして代金が回収されるかどうか、それは心配なことですよね。

実は、こうした心配を取りのぞくのが、「信用状」で、「L/C(LetterofCredit : レター・オブ・クレジット)」といい、品物を買い取る輸出先に代わって、銀行が支払いを保証してくれる便利なシステムです。

信用状に、約束の品物を船積みしたという船会社の証明(船荷証券)をつけて銀行に示せば、銀行が輸出代金を支払ってくれるのです。

◇支払いをする前に代金が受け取れる

まず、商品を輸入する側が現地の銀行に信用状を発行させ、これを品物を売る側の輸出業者に送ります。

輸入業者に十分な支払能力があるという銀行の信用供与が、信用状の持つ意味です。もちろんこれには銀行間の取引が前提となります。

輸出業者は船積み作業などの手配をすませ、信用状と船会社の証明などをそろえれば、自分の取引銀行に輸出代金の支払いを請求し、輸出先が実際の支払いを行う前に、代金を手にすることができるのです。

※参考サイト:FXねずみ小僧(次郎吉)のトレードブログ